マンション管理における話し合いのポイント その3
2.関係法令、管理規約等の理解不足
前回と似ています。やはり、よく調べることが重要です。
ところが、現実には、新たに住宅を購入しますと、様々な手続き必要ですから、管理規約等の確認を後回しにしてしまう気持ちも理解できます。
今回は、ペット飼育の事例で考えてみましょう。
ペットの飼育が認められているマンションにも、それなりのルールや制限があるものです。ここでは、管理規約に「犬は、体長50センチ、体重10キロまで」と書かれていたとします。
ところが、不動産広告には、単に、「ペットOK」と書かれていました。
その結果、よく調べないままの途中入居者が、大型犬を連れていた、というようなことが発生するのです。
これは、管理規約を読んでいれば、防げるトラブルです。
なお、この場合、管理組合が責任を負う必要はありません。区分所有者と仲介業者が対応すべきことになります。もちろん、問い合わせがあった場合は、それについて、正確な事情を伝え、必要に応じて、全戸へ事情を知らせるなどすればよいでしょう。その後は、展開次第になります。
- マンション管理相談室
http://kanri-soudan.net/index.html
- 無料相談受付
http://kanri-soudan.net/contact.html
- ご相談者様の声
http://kanri-soudan.net/questionervoice.html
理事の皆さんに大きな負担がかかっている
無関心層が多過ぎる
理事の引き受け手がいない
専門委員会の活用方法がわからない
理事会や総会の出席率が低い
理事会の時間が長くなり過ぎる
管理会社と対等に交渉できるようにしたい
管理規約の改正をしたいが、検討する時間や人材が不足している
大規模修繕工事の準備の進め方がわからない
など、これまで300組以上の皆様のご相談に対応した経験を活かして、様々なお悩みにお答えしております。
- マンション管理相談室
http://kanri-soudan.net/index.html
- 無料相談受付
http://kanri-soudan.net/contact.html
- ご相談者様の声
http://kanri-soudan.net/questionervoice.html
※この記事は発行者の判断により構成されています。そして、あくまでも参考意見であります。法的根拠を保証するものではありません。また、実際の事例では状況により、判断が異なることが予想されます。従って、紹介事例をあてはめることは困難なケースも多いはずです。よくご検討の上、ご判断頂きますよう、お願いいたします。もし、何らかの損害を被られても一切の責任は負えません。