自己紹介 その2
自己紹介の続きです。
続きと言っても、少し戻って、ご紹介します。
私は、マンション管理業界での経験がないまま、マンション管理士を取得したため、実務がわかりませんでした。
そこで、短期間ではありますが、実際に、管理会社に勤務してみました。
そこで、出会った指導係の方は、とても素晴らしい方でした。
すでに、長年勤めた上場企業を定年退職し、マンション管理会社に再就職されていました。
その方に教えて頂いたのは、「徹底的な現場主義」でした。
具体的にいうと、「会社の中のことは、後回しでも良いが、マンションで起きたことがあれば、万難を排して、駆けつける。」ということです。
実際、その方の使った経費の請求が遅れることは日常茶飯事で、経理から催促されていました。
しかし、管理組合から連絡があれば、すぐに駆けつけるのです。
象徴的だったのは、財布を落とした時です。カード類が入っているのですから、心配しないはずがありません。それでも、管理組合からの要請を優先したのです。私からお金を借りると、かまわず電車に乗り、現場へ駆けつけました。そして、用件を済ませてから、カード類の停止を連絡していました。
(さいわい、財布は、親切な方が拾って下さり、被害は、ゼロでした。)
その方は、どんなに課題が大きくとも、少しも動じず、どこにも突破口がないように見えても、必ず真正面からぶつかっていきます。
そして、必ず小さなきっかけを見つけて、課題を乗り越えていくのです。
管理会社の給料などは、たかがしれていますから、そこまでやる人は、ほとんどいません。私も、それは仕方のないことだと思っていました。
ところが、その方は、儲けや自分の評価などには、まったく無関心で、ひたすら、管理組合にとって、最善だと信じる方向へ走り続けます。
不思議なことに、そういうことを続けていると、最終的に、その本人に幸運が舞い込むようになるのです。
そして、そこまでやっているからこそ、トラブルやミスが生じても、管理組合の皆さんが許して下さるのです。
結局、人間同士の付き合いですから、信用や信頼が、最も重要なのです。
書いてしまえば、簡単ですが、日々の業務の中で、実践し続けることは、とても大変です。
「礼儀正しくする」
「真摯に対応する」
「管理組合にとって良いことを目指す」
「管理組合の希望を理解し、その実現を最優先する」
このような言葉と行動を何度も、私に実践の中で、示して下さいました。
これらのことは、今でも、私の行動を正してくれています。
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管理費が高いが、詳細の検討方法がわからない
毎年実施の雑排水管清掃に協力してくれない住戸がある
管理費の滞納がある
騒音問題がある
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ゴミの分別をしない住民がいる
駐車場の使用細則を守らない住民がいる
バルコニーでタバコを吸う住民がいる
修繕積立金が不足している
など、これまで300組以上の皆様のご相談に対応した経験を活かして、様々なお悩みにお答えしております。
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※この記事は発行者の判断により構成されています。そして、あくまでも参考意見であります。法的根拠を保証するものではありません。また、実際の事例では状況により、判断が異なることが予想されます。従って、紹介事例をあてはめることは困難なケースも多いはずです。よくご検討の上、ご判断頂きますよう、お願いいたします。もし、何らかの損害を被られても一切の責任は負えません。