マンション管理相談室

このブログでは、マンション管理に関して、みなさんのお役に立つ記事を掲載します。

マンション管理における話し合いのポイント 続編 その9

 

8.企業と非営利組織の違い

 

ビジネスでは少しくらい強引にリーダーが組織を運営しても、成果が上がれば文句を言う人はいません。ところが、非営利組織における合意形成では、発言の時間や回数、会議の進め方やルール、開催する場所や時間など、あらゆる面において公平に運営しなければいけません。意思決定への参画の機会と関与が公平になるようにすることが重要なのです。

 

実際、管理組合において、最終的な結論が同じでも、途中、質問状を提出したのに、返事がないまま、決定された場合と、質問状に対して、「事情を理解し、検討したが、全体の利益を損なう上、質問状の希望を叶えるための具体的な改善策がないため、今回は、当初の方針で進めようと思っています。あしからず、ご了承下さい。」などと、回答した場合とでは、総会議案になったときの反応が違ってきます。

 

時間や事情が許す限り、少数意見にもていねいに対応することが重要です。

この点については、理事長だけに負担させず、できるだけ理事会全員でサポートするようにしましょう。(チームで仕事をする、ということです。)

  

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理事の皆さんに大きな負担がかかっている

無関心層が多過ぎる

理事の引き受け手がいない

専門委員会の活用方法がわからない

理事会や総会の出席率が低い

理事会の時間が長くなり過ぎる

管理会社と対等に交渉できるようにしたい

管理規約の改正をしたいが、検討する時間や人材が不足している

大規模修繕工事の準備の進め方がわからない

 

など、これまで300組以上の皆様のご相談に対応した経験を活かして、様々なお悩みにお答えしております。

 

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※この記事は発行者の判断により構成されています。そして、あくまでも参考意見であります。法的根拠を保証するものではありません。また、実際の事例では状況により、判断が異なることが予想されます。従って、紹介事例をあてはめることは困難なケースも多いはずです。よくご検討の上、ご判断頂きますよう、お願いいたします。もし、何らかの損害を被られても一切の責任は負えません。