マンション管理における話し合いのポイント 続編 その6
5.真の目的を確認する
真の目的にまでさかのぼって議論してみると、案外お互いが求めているものが違うかもしれません。そうであるなら、互いの欲しいものをそれぞれが取り合えば、見かけは2つに分けたとしても、お互いが100%満足できる。双方の目的を満たすために何が交換できるかを柔軟に発想していくようにしよう。
例えば、マンションの駐車場を考えてみましょう。
ハイルーフ車の区画が1つしかなく、希望者が2人いたとします。
何も考えず、抽選をしても良いでしょうが、駐車場や細則、また、ご本人の希望や事情を確認すると、双方の希望が叶う場合があります。
ひとりは、本当にハイルーフ車を所有していますが、もうひとりは、ハイルーフ車を所有しているわけではなく、運転が下手なので、広い区画がほしいだけ、だった。
このようなことがわかれば、ハイルーフではない方のために、
駐車の方法を教える。
止めやすい区画を手当てする。
止めやすいように、カーブミラーを設置する。
など、様々な対応策が見つかるはずです。
結果、貴重なハイルーフ区画を争うことなく、円満に収まるわけです。
このように、詳しく調べ、できるだけ正確な様子を知ることには、大きな意味と価値があるのです。
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管理費が高いが、詳細の検討方法がわからない
毎年実施の雑排水管清掃に協力してくれない住戸がある
管理費の滞納がある
騒音問題がある
ペットに関する問題がある
マナー違反に関する問題がある
ゴミの分別をしない住民がいる
駐車場の使用細則を守らない住民がいる
バルコニーでタバコを吸う住民がいる
修繕積立金が不足している
など、これまで300組以上の皆様のご相談に対応した経験を活かして、様々なお悩みにお答えしております。
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