マンション管理相談室

このブログでは、マンション管理に関して、みなさんのお役に立つ記事を掲載します。

マンション管理における話し合いのポイント 続編 その7

 

6.すべてのアイデアを検討する

 

対立などを解消する過程で、可能性のあるすべてのアイデアが検討される。

異なる考えがぶつかり合うことで、創発的にまったく新しい考えが生み出される可能性もあります。

優れた選択肢は、「意外性」「納得性」を兼ね備えています。

 

話し合いをするときは、あからさまに相手を非難する、あるいは、心理的な線引きをしようとする発言を戒めなければなりません。そして、様々な立場の者が主張する方向が違っても、ともに組織の存続と発展を願う同士であることを思い出しましょう。

そのためには、お互いの目的は何なのかをあらためて問い、一致できる上位目標を見つけることです。

 

まじめで、熱心な方にありがちなのですが、自分で考え、結論を出してしまうことです。そして、「こうあるべき」だと、思い込み、周囲との摩擦を大きくしてしまいます。

 

管理の基本原則は、

「みんなのことを みんなで考え みんなで決めて みんなで実行する」

というものです。

 

いかに、その方が考えたとしても、人間である限り、盲点がありますから、漏れが生じる可能性は否定できません。ということは、吟味を尽くすことは、困難なのです。

一方、ある程度の時間を設定し、自由に、より多くの参加を得て、話し合えれば、相当な範囲の納得と満足を得ながら、方向性を決めることができます。

 

そして、そのためには、あらゆる角度から、テーマについて、話したいわけですから、聞いた瞬間には、疑問を感じるような意見であっても、決して、否定することなく、詳しく聞くことが重要です。

多くの場合、優れたアイデアというのは、一見、理解が難しい、あるいは、勘違いしやすいものなのです。

ですから、はっきりだめだとわかるまでは、全体の利益を損ねないために、ていねいに確認することが重要です。

  

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理事の皆さんに大きな負担がかかっている

無関心層が多過ぎる

理事の引き受け手がいない

専門委員会の活用方法がわからない

理事会や総会の出席率が低い

理事会の時間が長くなり過ぎる

管理会社と対等に交渉できるようにしたい

管理規約の改正をしたいが、検討する時間や人材が不足している

大規模修繕工事の準備の進め方がわからない

 

など、これまで300組以上の皆様のご相談に対応した経験を活かして、様々なお悩みにお答えしております。

 

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※この記事は発行者の判断により構成されています。そして、あくまでも参考意見であります。法的根拠を保証するものではありません。また、実際の事例では状況により、判断が異なることが予想されます。従って、紹介事例をあてはめることは困難なケースも多いはずです。よくご検討の上、ご判断頂きますよう、お願いいたします。もし、何らかの損害を被られても一切の責任は負えません。