マンション管理における話し合いのポイント 続編 その10
前回まで、「マンション管理における話し合いのポイント」をご紹介してきました。
総合的に考えていくと
「事実の確認と整理」
「みんなのことを みんなで考え みんなで決めて みんなで実行する」
に尽きるように思えます。
「事実の確認と整理」については、次の2つが参考になります。
1.ご紹介した上階からの騒音の例では、よくよく確認しないと、わからないこと(上階の上階が原因だった)を見つけることで、問題が解決しました。
2.機械式駐車場の例では、詳しく希望者2名の事情を確認することで、必要条件を満たすことができました。
「みんなのことを みんなで考え みんなで決めて みんなで実行する」については、次の2つが参考になります。
1.すべてのアイデアを検討する
2.情報と熱意のギャップ
つまり、多くの参加により、多くの意見を集約することが重要なのです。そのことが「漏れ」のない検討になり、同時に、多くの人に納得性の高い結論につながるのです。
マンション管理士に成りたての頃、管理活動について、
「面倒であっても、誰かがやらなければならないもの」
だと考えていました。
しかし、今では、
「面倒であっても、だれもがやらなければならないもの」
である、と考えています。
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管理費が高いが、詳細の検討方法がわからない
毎年実施の雑排水管清掃に協力してくれない住戸がある
管理費の滞納がある
騒音問題がある
ペットに関する問題がある
マナー違反に関する問題がある
ゴミの分別をしない住民がいる
駐車場の使用細則を守らない住民がいる
バルコニーでタバコを吸う住民がいる
修繕積立金が不足している
など、これまで300組以上の皆様のご相談に対応した経験を活かして、様々なお悩みにお答えしております。
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※この記事は発行者の判断により構成されています。そして、あくまでも参考意見であります。法的根拠を保証するものではありません。また、実際の事例では状況により、判断が異なることが予想されます。従って、紹介事例をあてはめることは困難なケースも多いはずです。よくご検討の上、ご判断頂きますよう、お願いいたします。もし、何らかの損害を被られても一切の責任は負えません。